2026年7月7日火曜日

▶鎌倉組仏教壮年会連盟講演会「親鸞聖人一代記(落語)」の報告

 ▶鎌倉組仏教壮年会連盟講演会「親鸞聖人一代記(落語)」の報告

「親鸞聖人一代記」と題した落語講演会を開催しました。90分にわたる長時間のお話でしたが、親鸞聖人の半生について分かりやすく、詳しくお話しいただきました。右左喜 師匠は、まくらや途中のアイスブレークを交えながら進めてくださったため、参加者の皆さんも退屈することなく、終始興味深く聴講することができました。落語は、通常、30~60分くらいですので師匠も、だいぶお疲れになったのではないかと思います。

参加者からは、「親鸞聖人の生涯について断片的な知識はあったが、今回の落語を聴いて点と点がつながり、全体像を理解することができた」という感想も寄せられました。今回は親鸞聖人が越後へ流罪となる場面までのお話でしたが、「ぜひ後半も聴いてみたい」という声も多く聞かれました。ぜひ、続きの講演会を企画したいと思います。また、役員の中から閉会式に恩徳讃(おんどくさん)を歌ったらどうかというご意見がありました。

親鸞聖人の生涯や教えを身近に感じることのできる、大変有意義な講演会となりました。(長生寺門徒 廣瀬)

・演題: 落語「親鸞聖人一代記」

・演者:三遊亭右左喜(さんゆうてい うさぎ) 師匠

・期日:令和 8 年 7 月 5 日(日曜日)

・場所:聚楽山 長生寺 寿楽会館(横浜市金沢区六浦2-8-2)

・共催:鎌倉組仏教壮年会連盟、鎌倉組総代世話人研修会

・参加:61名

・スケジュール

 13:30 開場・受付

 13:45 開会式(司会:田中会長)

 ・開会挨拶:来恩寺 橋本住職

 ・真宗宗歌唱和:全員

 14:00 落語:三遊亭右左喜 師匠

 14:45~15:00 休憩

 15:45 閉会式

 ・閉会挨拶:長生寺 六浦住職

 16:00 終了

【落語要約】

親鸞聖人は1173年、京都の公家の家に生まれました。しかし、幼くして両親を亡くし、9歳で出家して比叡山に入りました。以来20年にわたり厳しい修行に励みましたが、「どれほど修行を重ねても、自分の煩悩を断ち切ることができない」という深い悩みを抱くようになりました。

そこで比叡山を下り、京都の六角堂に百日間参籠して救いの道を求めました。その中で法然上人の念仏の教えに出会い、大きな感銘を受けました。法然上人は、難しい修行や身分の違い、男女の別に関係なく、ただ阿弥陀仏を信じて念仏を称えることで救われると説きました。親鸞聖人はこの教えに深く帰依し、生涯の師と仰ぎました。

公家社会から武士が実権を握る時代へと移り変わり、社会の仕組みや人々の暮らしが大きく変化する中で、念仏の教えは農民や武士の間に急速に広まっていきました。しかし、その教えは当時の仏教界に大きな衝撃を与えることにもなりました。身分や性別を問わず、すべての人に開かれた教えであったため、厳しい修行を重んじる既存の仏教勢力から激しい反発を受けたのです。

その結果、1207年に念仏弾圧が行われ、法然上人は土佐国(現在の高知県)へ、親鸞聖人は35歳で越後国(現在の新潟県)へ流罪となりました。

しかし、この苦難こそが親鸞聖人の教えを深める大きな転機となりました。流罪の地で多くの庶民と共に暮らし、人々の苦しみや悲しみに寄り添う中で、「どのような人も見捨てられることなく救われる」という信念をさらに強くしていったのです。














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